2016年5月30日月曜日

20160529

ふだんすっかり忘れているけれど、時々ある出来事をきっかけに現実を思い知って、あ、そっか、とスーッと心の下の方が醒めるような心地になることがある。

それはだいたいザラザラと嫌な感触がして、ちっぽけなくせにやけに痛みを主張する指のささくれや口内炎に似ている。


だけど昨日までそのことをすっかり忘れていられたことを考えるとそれはとても恵まれていたわけであり、現実を思い知ってがっかりしたというのは知らないうちにまた要らない期待を自分に持っていただけであるからして、それならまた、期待することをやめればいいだけだ。


それがカミサマノミココロによってなすべきものならば追い風が吹いて、そうでなければ突き放されるというならそんなに不条理なことはないと思うけれど、誰かのせいにしてしまえるのもまた自分が楽になるために身につけた護身術だから、カミサマを恨んで私は私のちっぽけさを恨まない。


自己顕示欲のせいで鈍色に染まるなんて、まっぴらごめんだ。











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