2014年11月2日日曜日

20141101

朝、車で10分ほど走ったところにあるHedge Creek Fallsへ。

ここへ来たのは初めて。
以前、シャスタのどこかのお店にあった地元の人が作っている小さなガイドブックに載っていたこの滝。

駐車場から5分ほどの短いトレイルの先にある小さな滝のそばには、精霊たちがいっぱい。


これは、滝の裏側から谷を眺めたところ。
ここにいると、身体がみるみるうちにい透明になっていく。


前日の雨予報と寒さで、今日は遠出せずにいようか、なんて云っていたけど、空がだんだん晴れて来たのを見たら出かけずにはいられなくなって、そのまま90kmほど離れたところにある大好きなBurney Fallsまで行ってしまうことに。


いつもより早い時間に着いたからなのかウィンター期間に入ったからなのか、パーク内には誰もいなくて、雄大な滝のエネルギーをすっかりふたり占め。

東京にいる時でも、身体が疲れたり気が重たくなったりするとここの景色を思い出してセルフクレンジングをしているのだけれど、この場所に来るといつも、何もかもをリセットしてやり直したくなるような、そんな気持ちになる。

Burney Fallsに来るのはいつも旅の始まりの頃で、シャスタに来るたびに最初の数日は自分の中にある要らない感情と向き合う羽目になる。

前回ここに来てから2年間にはずいぶんいろんなことがあって、それなりにかなりシンプルになったはずだけど、たったひとつだけまだどうしても拭い去れない感情が在る。

まったくいつになったら・・・と半ばあきれながらも、その感情にもうつきあいきれなくなっている自分との折り合いの付け方は、まだ見つけられずにいる。



ひそかにジェットコースターロードと呼んでいる89号線は、紅葉で色づいてとってもカラフル。

行きがけにうわぁ!と声をあげるくらいその彩りの美しさに目を奪われた場所を友人がしっかり覚えていてくれたおかげで、帰りには車を停めてしばしその雄大な景色を眺めることができた。

もうお昼もすぎていたから、McCloudの街にほんの少しだけ立ち寄って、暗くなる前に一度シャスタ山に行ってみることに。

遠くから見る山はもうすっかり雪景色。

以前、冬にシャスタへ行った友人が、パンサーメドウズには入れず、途中のキャンプスポットでもあるバニーフラットも雪が50cmくらい積もっていたというのを聞いて、果たしてどこまで入れるかしら、と車で上っていくうちに、少しずつ地面に雪がちらちら。


バニーフラットに着くと、一面雪の大地。
そこから先の道路は、今日からClosedになっていた。

昨日来ていればパンサーメドウズまで上がれたのかもしれないけど、不思議と残念な気持ちはなくて、むしろどこかホッとしてしまった。


2年前、パンサーメドウズでシャスタの神さまみたいな存在に宣言した約束を、私はまだ果たせていない。
果たせないままシャスタに来ちゃったことがどこか自分に後ろめたかったけど、パンサーメドウズに入れなかったからまぁいいや、この次こそがーんばろ、と開き直った。


雪の中をザクザク歩いていると、少しだけ離れた距離で私とまったく同じ速度で同じ方向に向かっていく男性が。

手に太鼓を持ったその人は目が合うとにっこり笑ってピースサインをして、それからある地点でふたり同時に足を停めると、大きな石に足をかけ、太鼓を叩きながら何かの祈りの歌を歌い始めた。

そのバイブレーションがとても心地よくて、私も目を閉じて、彼のお祈りにこっそり参加。

風が動いて、山のエネルギーが頂上から吹き降りてくるような感覚。
そういえばシャスタの山に来るといつもこうして誰かしらと一緒に祈りを交わす。

祈りの一節が終わったところで彼に向かってありがとう、と手を合わせてお辞儀をすると、その人はおどけたように大きくお辞儀をして、それから今度はさっきより低い声でまた祈りの歌を歌う。

こういう不思議な一期一会にふわふわすることももうなくなったけど、それでもやっぱり、どこか必然のような偶然に出くわすたびに、何か大きなものに感謝する。


街に戻ったあと、二軒ある大好きな石屋さんの片方に出かけて、キラキラ光る素敵な石たちの選定第一弾。

シャスタの石屋さんにある石たちももとはさまざまな場所から仕入れられているものではあるけど、シャスタという土地の空気が石たちに特別なエネルギーを与えてくれていること、そして何より、好きなふたつの石屋さんはそのお店をやっている人たちのエネルギーがそれぞれとても優しくて清らかで、そこにある石たちはこよなく愛されている。

それは私自身の目指す姿でもあるし、いま私が体感している空気を石たちを通じてここへなかなかこられない人たちにも伝えたい。


街で食材を買い、またサクラメントリバーヘッドウォーターにお水を汲みに行ったら、とても素敵な一期一会がひとつ。

今回、お水を汲んで持ち歩くように友人が100円ショップでガチャピンとムックのビニール製の水筒みたいなやつを買ってくれていたのだけれど、それを持っていたら、レディングからお水を汲みに来ていたお父さんと5歳くらいの男の子の親子に、それ、どこで買ったの?いいなぁ!とものすごくうらやましがられた。

その人は日本人の血が少し入っているらしく、とても日本のことが大好きで、日本のアニメーションやグッズもすごく好きなのだという。

そこで、良かったらどうぞ、とその水筒を差し上げたら、え!いいのかい!?と驚きながらも、飛び上がらんばかりに喜んでくれた。

そのあと、芝生の方へ歩いていたら、その男の子が走ってきて、私たちにそれぞれ小さな貝殻をふたつずつくれた。

それは、シャスタレイクで拾った貝殻なのだという。

きっとお父さんと一緒に出かけて見つけた大切な宝物だったのだろうけれど、何かお返しをしたいと思ってくれたのがすごくわかって、嬉しくて、思わずその愛くるしい子をギュッと抱きしめた。

とてもとても、いい時間だった。


早めにおうちに戻ったら、キッチンから見えるシャスタのお山が夕陽に照らされてオレンジ色に染まっていた。


寒くてなかなかスピーディーには動けないけど、今までとはちがうシャスタの表情を見られることを、とてもしあわせに感じている。




0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。