2014年5月30日金曜日

20140530

東京に戻ってたった二日で、チャージしてきたものが一気にすり減るくらいテンションの下がる出来事が立て続いたりしたけど、そういう時だからこそより大切に感じられる優しい時間があったりする。


夕暮れに向かう、一日のうちいちばん好きな時間に、風通しのいい場所で美味しいお茶を飲みながら、心の中にある本当のことだけで会話する時間。

家族のような人たちと、同じものを食べ同じことで大笑いしながら、おなかと心を満たして明日をがんばる力に変えてゆく時間。

今日、友達がとても素敵なサプライズをしてくれた。

私の作品へのオマージュだという映像と音楽には、胸がいっぱいになってなんにも云えなくなるくらい、愛情や優しさ、そしてこだわりが滲んでた。

私が失ったものや、まだ持っていないものを理由にやれないことがあったとしても、もはや悔しさをバネにがんばる気力は、私にはない。

だけど、自分の作品が誰かに愛されていると感じた時に得られる喜びは、お金にかえられないものすごいパワーで、次の創作へ背中を押してくれる。

この社会の中で生きていくには、現実や生活にもベクトルを向けなくちゃいけないし、価値観によって正解は変わるけど、私にとっての正解は私の心が選ぶままに生きることだっていうことだけは、ブラしたくない。


結局そういうことなんだと思う。






2014年5月20日火曜日

20140520

3年前、たった4日間の滞在で好きなことだけをして生きていく決心がついたシャスタの旅と同じくらい、あるいはあの時よりずっと自分が整理されている分さらに大きな変化とご褒美をくれた壱岐の旅。

大きなことも些細なことも、すべてが偶然を装っているようでタイミングも何もかもきちんと決まっているのだと半ば呆れてしまうくらいよくできている日々の機微。

なんとまぁ、すごいものに辿り着いてしまったのだろう。


福岡に戻って、友達とバイバイ。
最後にお茶した素敵な喫茶店の窓から、天使の梯子が見えた。





















明日からはひとり旅。
一日だけ市内に留まるけど、その後の行き先はさっき決まった。

今回の旅先はぜんぶ、大好きな人たちが背中を押してくれた場所になってる。

一緒には来られなかったけど、どこか一緒に旅をしているような、そんな気分。
だからかな。ひとりでいても、なんとなく、あたたかい。




2014年5月18日日曜日

20140518


今、手の中にはもう、放したいものは何もない。

一度空っぽになった心の中にギュウギュウに入ってきた愛おしいものをぜんぶ大切にしたまま、もう一度、はじまる。

今まではいつも急ぎすぎたから、今度はゆっくり時間をかけて。

今まではいつもたくさんありすぎたから、今度はひとつかふたつずつ。

太陽と月は決してひとつにはなれないけど、それぞれ違うものだからこそ互いを照らしてゆくことができる。

人もそうして、映し合う。

生きてきた時間は、完全にリリースもリセットもできない。
だけど、帰り道を見つけたら、どんなふうに進んだってちゃんとスタートに戻って来られる。

最後だから、最初に戻れる。
そうしてちゃんと□□になる。

そうしていつか、∞になる。





2014年5月16日金曜日

20140516

壱岐島にいます。

決めてきたのは泊まる場所と一緒に来た友達の誕生日をお祝いすることだけで、あとは気の向くまま過ごしてる。

昨日はずっと海にいて、今日はフラフラ歩いているところをバスの運転手さんがバス停でもないのに拾ってくれたおかげで、一支国博物館と原の辻の集落跡にも行くことができた。

いつかの自分と縁の深い場所に来ると、いつもどこからともなくいろんな情報や記憶、そしてそれを今生で活かすためのヒントがやってくる。

それらも、ひとりで見つけるより誰かと見つける方がずっと楽しい。


海も山もあって地下水も潤沢で土地の肥沃な壱岐島は、お魚はもちろん、お肉も野菜もお米も卵も、食べるもののほとんどを自給自足でまかなっている。

だからか、食べるものもみんな美味しくて優しいし、住んでいる人も心がとても豊か。

今日もまた、誰もいないビーチで日が暮れるまでのんびりしながら、安らかで穏やかな時間を過ごしてきた。

まだたった2日しか経ってないのに、もう東京に帰ってもいいかも、と思えるくらいパワーチャージされている。

日焼け対策を怠って、今年もまた美白から程遠い夏をひとあし先に迎えてしまったことだけが悔やまれるけど、気にすまい。


明日は車があるから、壱岐島のいたるところにいるらしい神さまたちに会いに行ってこよう。



2014年5月12日月曜日

20140512

小品展『ねがいごと』@maday kitchen、終了。

搬入の時には空っぽそのものだったのが嘘みたいに、最終日の今日は目がなくなるくらい笑ってる。

今日は最初から最後まで誰かが遊びに来てくれていて、夜はパーカッションのワークショップのおまけ付き。

もっと淋しくなるかと思ってたけど、最後の最後まで楽しく過ごせて、良かった。
昨年、直島や宮島で展示をしていた時の穏やかでふくふくとした気持ちと、あの時以上に仲良くなった心にまた出会えて、嬉しい。

桧山さん、スタッフの皆さん、本当にありがとう。


明日からは、しばらくヒミキヨノ業はお休み。
これからのことを、ゆっくり考えようと思います。





2014年5月11日日曜日

20140511


maday kitchenでのライブ、無事に終了。

ふだん、めったなことでは緊張しないのだけれど今日は手が震えてラップトップの操作ができないくらい緊張。

お客さんたちが、子どもの発表会を見守る親の顔になってのライブの始まり。
後から、緊張してるとこを初めて見た!とか、ヒミキヨノが人間だった!とかさんざん笑われたけど、後半はよれよれなりに持ち直せて、ホッとひと安心。

forumiは展示でも作品を観て泣いてくれた人がいっぱいいたのだけど、今日のライブでも泣いてる人がけっこういて、多少は展示の空気を再現できたのかなぁ。

またライブを観たい!と云ってくれた方々もいたのだけど、あの内容でやるのは最初で最後な気がする。



今日あの場所で、あの安心感の中で、集まってくれた人たちとあの時間を共有したことで、私の中にあったどうしようもない悲しみは、すっかり消えてなくなった。

これがあの作品の完成形だったのかなって、なんとなく思う。
来てくれた皆様、本当にありがとう。


ライブ後、お店のご厚意で特製カクテルを作って頂き、残って片づけやらなんやら手伝ってくれた身内と乾杯。


ハッピーな一日でした!